『Dying Light』に大型拡張パック「The Following」が登場、本編より広大な新マップに運転可能なバギーも


ポーランドのゲーム開発会社Techlandは、今年1月にリリースされたPlayStation4/Xbox One/PC用サバイバルホラーゲーム『Dying Light』に、新たなマップや運転可能なバギーを追加する大型拡張パックを発売することを、公式Facebookページおよび公式Twitterアカウントにて明らかにした。

大型拡張パック「Dying Light: The Following」で新たに追加されるマップはゲーム本編のワールドサイズを凌駕するもので、広大なオープンワールド探索には必要不可欠なバギーも運転できるようになるとのこと。加えて、掲載されたスクリーンショットには、バギーの後部座席からゾンビに銃口を向ける別のキャラクターや、ゾンビを轢き殺すもう1台の車両が描かれているとおり、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーの両方が実装されることがFacebookのコメント欄にて説明されている。さらに、内容は明かされていないがこれ以外にも数多くの新コンテンツが用意される予定だ。詳細なリリース時期や価格は未定。単品で販売されるほか、シーズンパス所有者は無料で入手できるとのこと。

先月には、批判が集中していた『Destiny』の「レッドブル」プロモーションを痛快に皮肉った「ただの水」キャンペーンがTwitter上にて実施された。コップ一杯の水を飲む様子を撮った写真をハッシュタグ「#DrinkRightDyingLight」と一緒に投稿することでゲーム内アイテムがもらえるほか、「#DrinkForDLC」ハッシュタグ付きのツイートが目標数を突破する度に無料DLCが配布されるというもので、人間以外の写真やトイレの水など、もはやコップなど微塵も関係ないユーモアあふれる作品まで投稿され大いに脚光を浴びた。

また、『Dying Light』発売以降、Techlandはファンに対する親密なアプローチを徹底しており、当初は予約者だけの限定特典だったマルチプレイヤーモード「Be The Zombie」を後に無料でリリースしているほか、ゲーム内容に自由な改変を加えられるModツールも無償で公開している。そのほか、「ただの水」キャンペーン実施時には投稿作品の積極的な拡散やコメントに注力したことに加えて、今回のような新情報の発表時にはSNSを通してユーザーの質問に丁寧に回答する姿勢も特筆すべき点である。