『MGS V: TPP』に特定条件下でゲームが進行しない不具合、セクシースナイパーにもたまにはお休みを

 

コナミデジタルエンタテインメント(以下、コナミ)は、『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』において特定の条件下でゲームが進行しない不具合が発生している件について、公式サイトにて声明を発表した。一部のミッションに仲間キャラクターのクワイエットをバディとして同行させると、クリア後のゲーム進行が止まるというバグで、PlayStation 4/PlayStation 3/Xbox One/Xbox 360/PCの全てのプラットフォームにおいて確認されている。現在、開発チームが原因の究明にあたっており、続報は追って知らせるとのこと。

 

おっぱいスナイパーお断り?

言葉を持たない狙撃手「クワイエット」 Image Source: Metal Gear Portal Site
言葉を持たない狙撃手「クワイエット」
Image Source: Metal Gear Portal Site

ゲームの進行が止まる致命的な不具合が確認されているミッションは「Episode 29」と「Episode 42」。クワイエットをバディにした状態でミッションをプレイすると、クリア後のロード画面が延々とループされる状態に陥り、ゲームが進行しなくなる。現在、コナミが原因を調査中。メタルギアシリーズのコミュニティマネージャーを務めるRobert Allen Peeler氏も、該当ミッションでクワイエットをバディに設定しないよう、自身のTwitterで注意喚起している。セクシースナイパーにもたまにはお休みが必要なようだ。

先日には、発売直後から全プラットフォームにてオンラインに接続しづらい状況が報告されており、コナミが緊急メンテナンスを実施していた。これにより、オンライン対戦モード「Forward-Operating-Base」における一部の機能が影響を受けていたが、9月5日に復旧している。メンテナンスにより、オンラインサーバーの増強とともにデータベースの負荷が軽減された。なお、サーバーは9月8日の時点でほぼ全てのプラットフォームで正常に稼働しているが、Xbox Oneにおいては現在も接続しづらい状況が続いている。

メタルギアサーガ空白の1ページを補完する最新章『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』は、9月1日の発売からわずか1週間足らずで全世界における累計出荷本数が300万本を突破。シリーズ初となるオープンワールドの実装で、さらに自由度を増した潜入アクションに進化している。レビュー集積サイトMetacritcでは多くのメディアが満点の太鼓判を押しており、シリーズ史を塗り替えるセールス記録が期待されている。また、PC版の配信プラットフォームSteamでは、発売数時間でレビュー一覧が“A Hideo Kojima Game”のフレーズで埋め尽くされるというアンビリバボーな現象が話題を呼んだ。