任天堂アプリ『Miitomo』は1週間に28万ドルを稼ぐ。米調査会社SurveyMonkeyがコンテンツの成功を指摘

任天堂より3月25日から配信されている無料コミュニケーションアプリ『Miitomo』。自分の分身アバター「Mii」を作り出し友人らと交流することが目的となっている、ゲームとも呼べる任天堂らしい作品だ。配信後しばらくはApp StoreやGoogle Play無料ダウンロードランキングの上位に居座るなど順風満帆な出足を見せていた。しかし、売上のランキングを見ると13日11時現在、App Storeでは150位以内にもランクインしておらず、Google Playでは326位であり収益の面では成功しているのかと指摘する声もある。

そんな中、アメリカ調査会社SurveyMonkeyは『Miitomo』を独自の手法で分析。同社は公式ブログにて、3月30日から4月7日まで集計したデータを参考に、『Miitomo』は収益の面でも成功を収めていることを指摘している

スポンサーリンク

 

モバイルゲーム会社の脅威となり得る

SurveyMonkey社によると、『Miitomo』は先週だけで260万のダウンロードを記録している。平均すると、毎日約37万ものダウンロードを記録しているようだ。そしてアクティブユーザー数だけで見ても月に400万のユーザーがゲームを触っており、100万近いユーザーが“毎日”ゲームを楽しんでいる。毎日、ふたつかみっつの活動を行ない、7~8分楽しむユーザーが多いものとされている。

そして気になる収益の面は、結論から言えば1週間で28万ドルを稼いでいると報告されている。SurveyMonkey社はGoogle PlayとApp Storeでは毎日4万ドルものお金が『Miitomo』につぎこまれていると指摘。その8割はApp Storeからのもので、2割がGoogle Playからのものとなっているようだ。毎日遊んでいるアクティブユーザーひとりあたりの課金平均は3~4セントとみられている。この課金額について同社は「Supercellから配信された『Clash Royal』などと比べると少ないと言えるが、カジュアルゲームとしては健全な課金額だ」とコメントしている。

SurveyMonkey社は「この流れを維持できるかが最大の懸念点であるが、数字を維持できるならば任天堂はすばらしい収益を得るだろう、だからこそKingやStorm8などといったモバイルの大手が彼らを恐れているのだ」と結論づけている。

『Miitomo』は日本だけでなく、世界各国で数多のアプリを押しのけダウンロードランキングで上位にランクインしている。また、Nintendo UKはすでに4月1日に全世界で300万ダウンロードを突破したことを発表していたが、その数はまだまだ膨れあがっているようだ。

世界各国でダウンロードされており母数が大きく、それによってひとりあたりのユーザーの課金が少額であったとしてもビジネスとして成り立つ仕組みになりつつある。この体系は任天堂が目指しているであろう“長期的で健全なビジネス”を体現できているのかもしれない。売上ランキングの上位に入るような派手さはなくとも、『Miitomo』は堅実に収益を得ているという一端が垣間見えることとなった。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog