1912年から2287年へ、『Fallout 4』の拠点クラフトで作り上げた『BioShock Infinite』の空中都市「コロンビア」が凄い


Fallout 4』には、『The Elder Scrolls V: Skyrim』でリリースされたDLC「Hearthfire」をさらに拡張したような拠点クラフトが搭載されている。プレイヤーはゲーム中に集めた資材やアイテムを消費して、特定エリアに家や基地など自由な建造物を建設することが可能だ。そんな同作の拠点クラフトシステムと、いくつかのModなどを利用して作り上げられた素晴らしい”空中都市”の映像がYouTubeにて公開された。

映像に登場する拠点は、2013年にIrrational Gamesよりリリースされた『BioShock Infinite』の舞台「空中都市コロンビア」をモチーフとしている。同作の舞台設定は産業革命まっただ中、資本家と労働者が対立し白人主義が台頭し始めた1912年。『Falout 4』は核戦争後となる2287年のマサチューセッツ州ボストンを舞台としており、両作には375年もの差があるのだが、意外にも違和感を感じさせない。さすがに空中に張り巡らされた貨物用レールは存在しないが、あの灯台も再現されている。

この空中都市を作り上げたのは、過去に『Mass Effect』テーマの拠点や木の上の基地を作り上げたサイト「GirlPlaysGame」だ。GirlPlaysGameの管理人は、コンソールからGodモードに入り、「Spring Cleaning」Modなどを併用しつつ拠点内のオブジェクトを削除して、より多くの建築物や装飾を設置できるようにしている。また『BioShock』テーマのペインティングを追加する「BioShock Paintings」Modを自作し、ほかにも拠点やグラフィック関連のModを複数導入しているようだ。今回の空中都市コロンビアのセーブデータや利用したModリストはこちらから、またより自由な拠点の構築方法はこちらから確認できる。

GirlPlaysGameが作り上げた空中都市コロンビアは開発陣からも注目を集めたようで、Irrational Gamesの公式TwitterアカウントはGirPlaysGameの完成報告をリツイートしている。