過去2作をセットにしたリマスター版『Batman: Return to Arkham』が正式発表、UE4で蘇る傑作


Warner Bros. Interactive Entertainmentは、『Batman: Arkham Asylum』と『Batman: Arkham City』がセットになったリマスター版『Batman: Return to Arkham』を、PlayStation 4およびXbox One向けに発表した。2016年7月26日の発売予定で、過去にリリースされた全てのダウンロードコンテンツも収録されている。以前から、一部小売店やレーティングの情報からその存在が囁かれていたが、今回正式に発表された形だ。

『Batman: Arkham Asylum』と『Batman: Arkham City』は、Rocksteady Studiosが開発したDCコミック原作のアクションアドベンチャーゲーム。それぞれ2009年と2011年に、PlayStation 3/Xbox 360/Microsoft Windows(Arkham Cityは2012年にWii U版も)向けに発売された。『Batman: Return to Arkham』でリマスターを手掛けるのは、スクウェア・エニックスの『Final Fantasy X/X-2 HD Remaster』も担当した上海拠点のデベロッパーVirtuos。オリジナル版はUnreal Engine 3で開発されたが、リマスター版ではUnreal Engine 4を採用している。

なお、今回リマスターされる過去2作品は発売当初から絶大な人気を博したタイトルで、複数のメディアで「Game of the Year」や「Best Action Adventure Game」といった栄冠に輝いていた。テレビシリーズの「The New Batman Adventures」や「Batman Beyond」でエミー賞を獲得したPaul Dini氏が脚本を担当。また、一作目『Batman: Arkham Asylum』は、「史上最高評価を得たスーパーヒーローゲーム」としてギネス世界記録にも登録されている。シリーズ屈指の人気タイトルが、新エンジンで新たな生命を吹き込まれて帰ってくる。