「俺の金持ってけセガヨーロッパ」欧州のセガファン、SNSにお金の写真をアップしゲームの販売を懇願

期待のタイトルが自分の地域でリリースされないという悲しみの声は、今でも世界中さまざまな地域から聞こえてくる。そういったニュースを耳にした時には、あるユーザーは悲しみ、またあるユーザーは憤る。直接メールで要望を送るユーザーもいれば、署名活動を起こすユーザーもいる。ユーザーはそれぞれに想いを抱きながら、愛するゲームが自国で発売されないという現実に折衷をつけていく。しかし欧州の一部のセガファンの気持ちはそれだけでは収まらなかった。彼らは大好きなゲームが欧州で発売されないことに対し、独自の方法でアピールを始めたのである。

 

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「俺の金持ってけセガヨーロッパ」

発端となったのはセガファンが集まるフォーラムSonic Retroのスレッドだ。Sonic Retroでは欧州に在住している多くのセガファンが、なかなか自国でセガのゲームがローカライズされないことを嘆いている。象徴的なのが、セガ黎明期のゲームを3Dに対応させ、パッケージタイトルとして発売した『セガ3D復刻アーカイブス(英語名: SEGA 3D Classics Collection)』。こちらは北米向けに4月26日に発売されるが、欧州向けには未だアナウンスされていない。また、『初音ミク -Project DIVA- X』や『セブンスドラゴンⅢ code:VFD』などもアメリカでは年内の発売を予定しているが、欧州では未定となっている。

この事態に耐えかねたOverlordという名のセガファンは、スレッドを建ててセガヨーロッパへの抗議をおこなった。

“セガヨーロッパは、Twitterでユーザーにローカライズのことをどれだけ聞かれたり要望を受けたりしても「現在お伝えできる情報はありません」って言うだけだ。それが仕事なのか?彼らはきっとローカライズしてもゲームが売れないと思ってるから、こういう言動をとっているんだ。きっと必要なのはインセンティブなんだ!SNSにゲームを買えるぐらいの金をアップして購入意欲を見せつけるんだ!写真のつぶやきに@SEGA_Europeをつけて、#TakeMyMoneySoE(俺の金持ってけセガヨーロッパ)というハッシュタグを加えて投稿するんだ!”

Overlord氏は早速Twitterに30ポンドの現金と『SEGA 3D Classics Collection』と書かれたメモが収められた写真をアップし「アメリカでは発売されるんだからローカライズは終わっているはずだ、欧州でリリースしてくれないか?」と懇願している。

氏の問いかけに答えるように、この活動に賛同するユーザーが続出。「俺の金持ってけセガヨーロッパ」と呼ばれるキャンペーンはたちまち沸騰。金銭とローカライズを希望する紙のみならず、思い出のセガグッズなどをあわせて載せるユーザーや、金ならいくらでも出すと言わんばかりで札束を抱きかかえた自身の写真をアップするユーザーまで現れた。

決して多くのユーザーが参加している訳ではないが、ファンの切実な気持ちが伝わってくる今回のキャンペーン。勿論ローカライズやリリースの決定の裁量が全権セガヨーロッパにあるとは限らないし、こういった活動が販売戦略に影響を与えるかどうかはわからない。しかし、ファンの声によって、ヨーロッパのセガユーザーコミュニティの熱量を示せたことは間違いないだろう。

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