ゴア表現たっぷりの血みどろ“ウルトラバイオレンスアクション”『Mother Russia Bleeds』が配信開始


Devolver DigitalはSteam/GOG/Humble Storeにて2Dアクション『Mother Russia Bleeds』の配信を開始した。価格は1480円。『Mother Russia Bleeds』は、「ウルトラバイオレンス」と公式が表現するように、強烈な暴力表現で注目を集めてきたインディータイトルだ。敵を倒すたびにおびただしい量の血が流れ、サイケデリックな音楽でプレイヤーの高揚感を演出するデザインは『Hotline Miami』のパブリッシャーDevolver Digitalらしいタイトルと言えるだろう。

舞台となるのは架空の歴史を辿ったソビエト社会主義共和国連邦(U.S.S.R)。プレイヤーは刑務所に投獄された麻薬中毒者だ。あふれんばかりの憎しみを晴らすために、復讐と脱獄の道を選ぶこととなる。

ゲームプレイはベルトスクロールアクションの代名詞ともいえる『ファイナルファイト』や『ベア・ナックル』を彷彿とさせる2Dアクションだ。素手での基本攻撃に加え、ステージに存在するさまざまな武器や仕掛けを利用して敵を倒していかなければならない。前述したように、本作の特徴はバイオレンスさにある。鉄アレイやバットといったお約束の鈍器はもちろんのこと、チェーンソーや火炎瓶などとにかく過激な武器が多く、敵の死に様のバリエーションも豊富だ。ほかにも破壊した頭蓋骨から抽出した薬物を、自分自身に注射して肉体を強化するといった要素もあり、あらゆる意味でインモラルな作品となっている。本作は4人までのローカル協力プレイにも対応しており、シングルプレイとは異なるお祭り感覚で友人とゲームを楽しむのもいいだろう。

開発を手がけたのはフランスのパリに拠点を構えるスタジオLe Cartel Studio。2014年1月のゲームアナウンス時から4人のスタッフの手によって作られてきたとのこと。