『バイオハザード7 レジデント イービル』はある意味で間違いなく『バイオハザード』。今週のそれぞれのゲーミング

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。65回目でございます。

先週のお話ですが、世界規模のゲーム開発ハッカソン「グローバルゲームジャム2017」が1月20日~22日にかけて開催されました。ゲームを遊ぶ側の人にとってはそれほど興味深いものではないかもしれませんが、みなさんがいずれ遊ぶかもしれないゲームの誕生のキッカケがそこにはあったかもしれません。

 

至急、映画館へ行ってきます

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特に上手いわけではなく、詳しいわけでもないのに、なぜか無性にプレイしたくなるゲームってありませんか。私の場合Zen Studiosのピンボールゲームがそのひとつで、特にゲームや映画とのコラボテーブルがお気に入りです。上の画像は『Portal Pinball』ですが、やはり元の『Portal』を知っていると、その世界観がこの小さなテーブルの上に再現されているだけで楽しくなってくるわけです。で、ピンボール自体の方はどうかというとルールもよく分かってなくて。いずれちゃんと勉強しないとなとは思っているのですが。

そんなZen Studiosが出している『Star Wars Pinball』に「Rogue One」テーブルが今月末に登場するそうですよ。『Star Wars Pinball』はすべてのテーブルを買っているのでこちらも楽しみです。あ、その前に「Rogue One」観とかないとな……。
by Taijiro Yamanaka

 

グルービーおじさんと理不尽なジグソウ

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『バイオハザード7 レジデント イービル』は『Amnesia: The Dark Descent』『Outlast』といった一人称視点ホラーの流れで捉えると衝撃度は低いかもしれません。ただシリーズの定番ネタをふんだんに取り入れたという意味では、間違いなく『バイオハザード』でした。よく一人称視点であることが話題になりますが、どちらかというとフォトリアルでありながら「バイオらしさ」をキープしている点に違和感を感じております。その違和感が良いのか悪いのかは実のところ掴みかねているのですが。

サバイバルホラーとしては、ノーマル難易度でも弾薬やハーブの節約が求められ、ほどよい緊張感を保てました。緊張と緩和のペース配分も絶妙。ビデオテープを使った回想シーンはゲーム全体の中にすんなり落とし込まれていて、ただの原点回帰ではないなと驚かされます。ホラーの方向性に関しては評価が割れそうですが、個人的には「米国南部のルイジアナ州」という舞台とマッチしているので納得しています。
by Ryuki Ishii
 

何もしたくない時にするゲーム

ゲームを遊ぶエネルギーがない時は“ながめるだけ”のゲームが非常にありがたいんですよ。そういうわけで、最近はセガからリリースされている『ソウルリバース ゼロ』を遊んでます。

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『ソウルリバース ゼロ』は遊んでいても完成度の高さを感じさせます。エフェクトも派手で気持ちいいし、モデリングも丁寧で、システムも堅実。それもそのはず、同作はあの「AM2研」が手がけているとのこと。古くから名作ゲームを多く輩出している開発スタジオが、スマホゲームの開発に携わっているというのは、時代の流れを感じさせます。

今はイベント中なので、ガチャで生み出した英雄の勇姿を「オートモード」で眺めるのみ。何もしていないのにキャラクターがグリグリと動いて何かしている気になるのが素晴らしい。ゲーマーとしてはものすごーく受け身な姿勢な気もするんですが、ゲームの遊び方が多様化しているのは嬉しい限りです。
by Minoru Umise

 

「またお前かゼニヤッタ」

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相変わらず毎日パーティー組んで『Battlefield 1』なんですが、最近は別のゲームの進行を追いつかせる為に一日一オペレーションで解散することも多いです。いいゲームがたくさんでるのは嬉しいんですけど、できるだけ消化のためにやってるって感覚にならないようにちゃんと楽しみたいですね。ちなみに旧正月イベントがきた『Overwatch』をのぞいたら明らかに僕を笑いの渦へ誘う新スキンを発見したんですけど、前回のナットクラッカーに引き続いてまたゼニヤッタさんなんですよね。ゼニヤッタさんと僕は何か不思議な縁で前世あたりからつながりでもあるんですかね。とりあえずまた新スキンだけ買って粛々とオペレーションに戻りました。結局買ったゼニヤッタスキンをどんなタイミングで使うのかよくわからないままただただ溜まっていくゼニヤッタスキンってなんとなく買ったのに着るタイミングのないちょっと攻めた服みたいですよね。うん、違うか。
by Nobuhiko Nakanishi

 

2年かかっても最後までプレイしてよかった

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ようやく『ファイナルファンタジーXIII』をクリアしました。2015年1月にプレイを始めたのでまるまる2年かかりました。人が一生を歩むように焦らず少しずつ進めてきたのでストーリーは細かいところまで覚えていませんが、とにかくパルスのファルシのルシがパージでコクーン。感動する場面がいっぱいありました。投げ出さずに最後までプレイして本当によかったと思える作品でした。

思い返せばプレイし始めた頃はまだ某ゲームニュースサイトの編集者を務めていて、仕事も恋愛も順風満帆というわけではないけれど、私には自分の居場所があったような気がします。それが因果の流れに翻弄されるように家も仕事も恋人も失って、私というルシは使命を果たせないまま、いつの間にかシ骸になり果てたんだと思います。ちょっとずつではあるけれど、この作品は空っぽの心を元気で満たしてくれました。私もいつかクリスタルになれるように一生懸命生きていきたい。
by Ritsuko Kawai

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