Nintendo Switchを縦画面で携帯モードプレイできるグリップ「Flip Grip」が製品化へ。ゲームグッズメーカーFangamerが手がける

【UPDATE 2018/06/27 13:30】
Flip GripのFangamer日本ストアでの販売の可能性について弊誌が確認したところ、現時点では予定していないが、検討はしているとのことだった。日本ストアはもちろん日本語で利用できるほか、コンビニ支払いにも対応するため、より利用しやすいと感じる方も多いかもしれない。日本ストアでのFlip Gripの発売が決定した場合は、公式Twitterアカウントにてアナウンスされるそうなので、興味のある方はフォローしておこう。

【原文 2018/06/22 18:36】
アメリカに拠点を置くゲームグッズメーカーFangamerは6月22日、「Flip Grip」の開発資金を募るKickstarterキャンペーンを開始した。Flip Gripは、Nintendo Switch本体を縦向きにした状態で携帯モードプレイするためのグリップだ。海外メディアIGNやUSgamerなどで執筆しているJeremy Parish氏が考案し、ハードウェアエンジニアのMichael Choi氏が開発協力している。なお、キャンペーンはすでに初期目標金額を突破しており、製品化が決定している。

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Nintendo Switch向けには、『斑鳩』や『STRIKERS1945』、『アーケードアーカイブス スターフォース』といった縦スクロール・シューティングゲームや、『ナムコミュージアム』の一部収録タイトル、『アーケードアーカイブス パンチアウト!!』、また海外でリリースされている『Pinball FX3』のようなピンボールゲームなど、もともと縦長の画面を採用していたり、縦長の方がゲーム画面を大きく表示できるタイトルが多く存在する。そうしたタイトルには縦画面モードが用意され、ピボット対応のモニタでTVモードプレイしたり、Nintendo Switch本体を縦に置いてテーブルモードプレイする際に活用できる。ただ、携帯モードでプレイする際にはJoy-Conを本体の左右に装着するため、縦に持ってプレイするのは楽ではない。そこで考案されたのがFlip Gripである。

Flip Gripは、1ピースのプラスチックパーツのみで構成されたシンプルな製品で、まず左右にはJoy-Conをスライドして装着するレールがあり、Joy-Conの取り外しボタンを使って固定と取り外しができる。そして、中央部分にNintendo Switch本体を縦に差し込む仕組みだ。Nintendo Switch本体背面にある吸気口のスリットにゴム製の突起(オレンジ色のパーツ)を引っ掛ける形で固定でき、逆さに向けても本体が落下することはない。本体を取り外す際は、この突起のある部分を裏側から引き上げてロックを解除する形だ。

この本体のロック機構があるため、Nintendo Switch本体を装着する方向は1方向だけとなる。そのため、ゲームカードスロットやヘッドフォン端子、microSDカードスロットにはFlip Gripに装着したままアクセスできるが、電源ボタンと音量調節ボタンは隠れてしまう。また、USB Type-C端子も塞がれてしまうため、充電しながらのプレイは残念ながらできない。

Flip GripにNintendo Switch本体を装着すると、周囲を覆ってしまう形になるためエアフローが気になるところである。Fangamerもこの点は重視し、広範なテストをおこなったという。構造的には、Nintendo Switchの吸排気口は半分ほどがFlip Gripの外に露出した形となり、またFlip Gripに設けられたスリットや本体との間に隙間がある。そして、実際にFlip Gripへの装着前後の温度差を調べたところ、違いはほんの僅かで、十分に許容範囲だったとしている。また、ゲームの開発元や販売元にも試してもらったが、熱暴走など特に懸念を伝えられることはなかったそうだ。

Flip Gripは、物理的に一部の機能に制限が出てしまうのは惜しいが、縦スクロール・シューティングゲームなどをたしなむ方にとっては惹かれるものがあるのではないだろうか。また以下に述べるとおり安価である。開発はすでにプロトタイプ段階を終え、あとは資金を集めて製造するのみだという。Kickstarterキャンペーンの初期目標金額4万2500ドルは、残り17日にしてすでに突破している。12ドル(約1320円)以上の出資でFlip Gripをひとつ入手でき、2つセットで入手できる24ドル(約2639円)のプランも用意されている(別途送料が必要)。出荷予定時期は2018年11月とのことだ。詳しい情報はキャンペーンページを確認してほしい。

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