美しいグラフィックで描かれる2DアクションRPG『The Vagrant』正式リリース。日本語にも対応しており、今なら205円で購入可

中国のインディースタジオO.T.K Gamesは7月13日、Steamで販売中の『The Vagrant』を正式リリースした。価格は410円で、7月20日までは半額の205円で購入可能。今年6月のアップデートにて、メインストーリーの最終章が追加され、日本語に試験的に対応。NEWGAME+やボスラッシュダンジョンといった多岐にわたるやりこみ要素が導入されていた。こうした最近追加されたものを含めたコンテンツの調整が終わり、正式に実装される運びとなった。

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『The Vagrant』は、2017年6月に早期アクセス販売された2DアクションRPGだ。主人公となる女剣士ヴィヴィアンは、失踪した父を追いミスリリアを冒険する。横スクロール形式で、森から浜辺や山などさまざまステージを探索し、多くの敵を倒し手がかりを見つけるのだ。道中で手に入れたアイテムから装備品を生成し強化したり、スキルやアビリティを習得。育成要素も充実した作品となっている。

開発元であるO.T.K Gamesは『オーディンスフィア』や『朧村正』、『ドラゴンズクラウン』などを生み出してきたヴァニラウェアを強く尊敬しており、同スタジオの作品から強く影響を受けて本作は作生み出された。Unreal Engine 4を用いて、ファンタジー調のグラフィックに、なめらかなアニメーション、そしてダイナミックな戦闘を実現。全体的なスケールや細部のデティール、ストーリーテリングといった観点でみればヴァニラウェア作品には遠く及ばないものの、意欲的な作品に仕上げられている。なおサウンドデザインに関しても、ヴァニラウェアとしばしばタッグを組むベイシスケイプが担当している。

もともとは15ドルで販売されていたが、2017年12月に同じく中国を拠点とし低価格作品をリリースするSakuraGameと契約を結んだのち、定価は4ドル(410円)に引き下げ。現在のように、セール時は200円強で購入できる。贅沢なグラフィックを堪能できるだけでなく、最終章まで含めるとそれなりのボリュームが用意されており、やり込み要素も完備。遊べるだけでなく、遊び込める作品に仕上げられていることを考えると、200円は破格だろう。日本人翻訳者である齋藤千聡氏と協力しローカライズがなされており、日本語にも対応している。戦闘など一部の音声は日本語で展開されるので、没入感は高まるだろう。

ビジュアルからゲームシステム、ゲームプレイなど、あらゆる点でヴァニラウェアを倣って作らている『The Vagrant』。丁寧に作られたファンゲームに近いといえるだろう。本家も『十三機兵防衛圏』を開発中なので、こちらにも期待したい。
【UPDATE】2018/7/15/0:00】
最終段落の表現を変更しました。

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