ハクスラ系美少女アクションRPG『Dead or School』Steam早期アクセス販売開始。すでに好調な売れ行きを見せ、コンソール展開も視野

法人会社Studio Nanafushiは7月12日、『Dead or School』のSteam早期アクセス販売を開始した。価格は1500円で、7月19日までは10%オフの1350円で購入できる。『Dead or School』は地下世界で展開されるアクションRPGだ。

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舞台となるのは、近未来の東京。とあるウィルスがばらまかれ、地上は腐敗生物で埋め尽くされた。人類は腐敗生物と戦ったのち、地下世界に身を隠す。しかし地下世界に逃げ込んでから70年、人々は光のない暮らしに疲弊し始めた。そんな中、赤髪の少女ヒサコは、地上に出ようとする友人を助けたことをきっかけに、祖母から地上に存在していた「学校」の存在を耳にする。「学校」とは友と学び思い出を作る楽園のような場所。そう伝え聞いたヒサコは、祖母から譲り受けた制服を着用し、学校をつくることを目指し、地下車両に乗り込み地上へ向かう旅に出る。

『Dead or School』は、横スクロール型で展開されるアクションRPGだ。ヒサコとして地下世界を探索し、腐敗生物やモンスターと戦い、困っている人々を助け時に仲間にしていく。ヒサコは剣や銃などさまざま武器を扱うことができ、それらを切り替えて戦う。敵は熾烈な攻撃を繰り出してくるほか、ヒサコはアクションを起こせばスタミナが消費されるので、難易度設定ノーマルの場合、ただ攻撃を連打しているだけだと、すぐに敵に体力を削り取られるだろう。また、基本的には近接武器には耐久値が存在し、銃器にはリロードや弾薬の概念が存在するので、武器の切り替えは非常に重要だ。攻撃を回避やジャンプでかわしつつ、反撃を叩き込む必要がある。探索要素も含めて、アクション色が強い作品だといえる。

本作の魅力は、ハック・アンド・スラッシュ要素が充実している点にある。道中では性能の異なるさまざまな武器が手に入るほか、アタッチメントをつけることで性能を拡張したり、スキルをつけたりすることが可能。道中で手に入るギアを消費することで強化や改造をすることができる。優れた武器を入手し、カスタマイズしていく楽しみは、まさしくハック・アンド・スラッシュのそれだ。さらにアクション色が強いことが、アイテム収集の楽しさを引き立てている。経験値を稼いでレベルを上げ、スキルツリーを解放しヒサコを強化していくことも可能。実在の東京をベースにした地下世界の探索の楽しみはもちろんのこと、敵を倒してアイテム発見したり成長させていく楽しみが本作には存在する。

『Dead or School』は美少女ゲームということもあり、多少のお色気要素も存在する。しかしなにより、ハック・アンド・スラッシュ型のアクションゲームとして丁寧に作られている。Unityで開発されている本作は、横スクロールで展開されるがステージは3Dを中心に構成されている。ビジュアルやエフェクトは派手で、ボイスなどもふんだんに使われており、インディー作品としてはなかなかリッチに仕上げられている。現時点では早期アクセス販売タイトルであるので、操作体系が全般的にわかりづらかったり、小さなバグなども散見されるが、ゲームの基本的な部分は完成度が高く、今後の開発に期待が持てる作品だ。

開発を手がけるStudio Nanafushiは、漫画家である木星在住氏、プログラマーMAX氏、イラストレーターの宮本氏の3名で構成されている。木星在住氏は漫画家のほかに同人作家やとしても活躍しており、「機械人形 ナナミちゃん」といった作品を手がけている。なお『Dead or School』はナナミちゃんのifストーリーになるとも。3名は、これまで飲食店やアルバイトなどで開発資金を捻出しがらゲームの制作をしてきたといい、2016年11月にSteam Greenlightを通過。2017年にはCAMPFIREで支援を得ながら、2018年7月に早期アクセス販売にこぎつけた。

木星在住氏は7月13日、Steam早期アクセス版の売上(収益)が1日で約100万円を突破し、好調であることを報告。8月にはPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch版の審査を提出するともコメントしている。早期アクセス期間は、2018年9月までとかなり短期なものになるといい、8月と9月にはそれぞれ大規模なアップデートが予定されている。9月の正式リリース後は値上げされるとのことなので、気になる方は早期アクセス期間中に本作を購入してみてはいかがだろうか。

なお、木星在住氏のYouTubeには、本作における開発の苦労やこだわりを語る動画が数多く投稿されている。その道のりを確認したい方は映像を見てみるのもいいだろう。

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