オープンワールドRPG『Edge Of Eternity』11月にSteamにて早期アクセス販売開始へ。光田康典氏が楽曲提供するRPGは、日本語にも対応予定

インディーパブリッシャーPlaydiusは8月21日、『Edge Of Eternity』のSteam早期アクセス販売を11月29日に開始すると発表した。現時点でのSteamストアの表記は英語とフランス語のみであるが、弊誌が開発元であるフランスのスタジオMidgar Studioに問い合わせたところ、『Edge Of Eternity』は日本語に対応する予定があるとの回答をもらっている。

スポンサーリンク

『Edge Of Eternity』は、ファンタジーとSF両方の要素を取り込んだ、オープンワールドRPGだ。舞台となるのは、Heryonと呼ばれる大地。クリスタルの力を与えられた国々AstryaとJunor、そしてDehostraはそのエネルギーを使い平和に暮らしていた。しかし“侵略者”の攻撃によって、その秩序は崩れ去った。各国が共同戦線を張ることで彼らを撃退するが、侵略者は恐ろしい病を大地に残していく。その病とは、患ったすべての生物を半有機体・半機械の怪物に変えてしまう「金属病」とよばれる感染症だった。侵略者が残した傷跡は、やがてHeryonに住まう人々の結束すらも侵食。プレイヤーはAstrya精鋭部隊に所属する兵士Daryonとなり、こうした世界の動乱の謎を探っていく。

本作はJRPGと呼ばれる日本のRPG作品群から強い影響を受けて開発されている。特にその色が現れているのは戦闘や育成だ。たとえば、本作では『ファイナルファンタジー』シリーズではおなじみの、コマンド選択中も戦闘が進行するアクティブタイムバトル(ATB)とクラシックなターンバトルのふたつから、形式を選んでバトルを楽しめる。アタックや魔法、スキルなどを使い分けて敵の全滅を目指すのだ。また、育成要素としてはキャラクターのレベルアップに加えて、武器にもレベルアップシステムを導入。各武器はクリスタルの力が眠っていることによりスキルツリーが存在し、レベルアップによって獲得したスキルポイントを使ってさまざまな能力をアンロックしていく。

また本作では、広大なエリアを冒険できるオープンワールドシステムが採用されている。作り込まれたマップは、どこにでも自由に行くことができるとのこと。ファストトラベルを使う必要がないほど、魅力的なフィールドに仕上がっているようだ。フィールド上では数多くのクエストやランダムイベントが待ち受けているといい、天候や昼夜の変化でその姿も大きく変わっていくとのこと。一方で、シナリオについてはプレイヤーの選択によって分岐していくシステムを採用しているという。クラシックなJRPGのエッセンスを取り入れつつ、分岐やランダムイベントといったインタラクションの強い要素も導入しているようだ。

また本作では、『クロノ・トリガー』や『クロノ・クロス』そして『ゼノギアス』の楽曲制作を手がけ、最近では多岐にわたる作品の音楽プロデュースを担当する人気コンポーザー光田康典氏が、楽曲を提供することも明かされている。Midgar Studioは、光田氏ともうひとりのコンポーザーCedric Menendez氏がオーケストラの収録をおこなっている様子を収めた映像を公開中。光田氏がどの程度本作の楽曲の制作に携わっているかは不明であるが、映像では戦闘曲「BATTLE OF ENERNITY」と、キャラクターのひとりELINEにスポットをあてた曲「ELINE THEME」を、氏が手がけていることが確認できる。氏の手がける楽曲の美しくも勇ましい旋律により、世界はさらに魅力的に彩られるだろう。

『Edge Of Eternity』は、2015年2月にKickstarterにて資金を募り、16万ドル(1760万円)を集める成功を収め、開発が進められてきた。Midgar Studio は、Kickstarterの成功から長きにわたり開発を進めるうちに、開発規模が膨らんできたと話す。そこで、早期アクセス販売をおこなうことにより、ユーザーの声を聞いてフィードバックすることが有意義だと判断したとコメント。11月末からの数か月の早期アクセス期間にフィードバックをもらい、内容を充実させたのちに正式リリースするようだ。本作はPCだけでなく、PlayStation 4とXbox Oneでのリリースも控えており、正式リリースのタイミングでコンソール版も発売するのだろう。

海外ではJRPGをリスペクトする作品が多く生まれているが、『Edge Of Eternity』はその中でも特にジャンルへとこだわりとスケールの大きさを感じさせるタイトルだ。Midgar Studioはスケートゲーム『Hover』の開発にも携わっており、制作実績もできつつある。フランスのスタジオがJRPGへの愛を込めて制作する『Edge Of Eternity』は、現地時間11月29日にSteamにて早期アクセス販売予定だ。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog