PS4/Vita版『ソルト アンド サンクチュアリ』国内販売数が10万本を突破。日本を目指す海外インディーの背中を押す朗報となるか

Ska Studiosとソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月31日、PlayStation 4PlayStation Vita向けに販売中の『Salt and Sanctuary(ソルト アンド サンクチュアリ)』の販売数が10万本を突破したと発表した。本作はPS4版が昨年8月に、PS Vita版が今年4月に国内発売された。

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本作は、独特なダークな雰囲気の手描きグラフィックで描かれる2DアクションRPGだ。本作の物語は、政略結婚に向かう王女が船旅の途中で何者かにさらわれてしまうところから始まり、王女の護衛でありながら強大な敵になす術がなかったプレイヤーは、王女を探す長い旅に出る。

ゲームでは広大なマップを探索しながら、倒した敵が落とすソルト(塩)を拠点のサンクチュアリで捧げてキャラクターをレベルアップさせていく。また、レベルアップ時に得られるアイテムをスキルツリーで消費することで新たなスキルをアンロックすることができる。つまり、ソルトをあつめることがゲームを進めるうえで重要な要素となるが、敵に殺されると保有ソルトをすべて失ってしまう。蘇生後にその敵を見つけ出して倒すと失ったソルトを取り戻すことができるが、チャンスは一度きりだ。

本作は敵の強さが特徴で、もともと“ソウルライク”なゲームを目指して開発され、その難易度の高さと前述したソルトを集めるシステムから結果的に2D版『ダークソウル』と評されるようになった。本作の発売前に、ソニーが『Bloodborne(ブラッドボーン)』の開発スタッフらとともにプロモーションをおこなうなど強くプッシュしていたことも後押しとなったかもしれないが、海外のインディーゲームが日本の家庭用ゲーム市場で10万本を売り上げたと結果は大きな成功といえるだろう。

本作を開発したSka Studiosはアメリカ・シアトルに拠点を置く、James Silva・Michelle Juett Silva夫妻のインディースタジオで、『Charlie Murder』や『The Dishwasher』シリーズなどでも知られている。『Salt and Sanctuary』が日本でよく売れているという話は、ほかの海外のインディー開発者の耳にも届いているようで、先週国内でも発売された『Sundered』の開発元Thunder Lotus Gamesに昨年取材した際、『Salt and Sanctuary』の日本での成功に言及したうえで、『Sundered』の国内発売を検討していると答えてくれたことは印象的だった。今回の10万本突破というニュースはSka Studiosだけでなく、日本でゲームを発売することに興味がある海外のインディー開発者にとっても意味のあるニュースとなるかもしれない。

なお、『Salt and Sanctuary』のPS4/Vita版は8月2日まで実施中のサマーセールの対象となっており、共に30パーセント割引で購入できる(PS Plus加入者はさらに割り引き)。クロスバイには対応していないが、PS4/Vita版の一方を購入すればもう一方は100円で購入でき、こちらも現在セールで65円となっている。本作に興味のある方は、この機会に入手してはいかがだろうか。

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