ひとりのユーザーがMiiverse完全保存計画に着手「『スプラトゥーン』の絵のような尋常ではない作品を後世に残したい」

ひとりのユーザーが、Miiverseを保存する計画を進めている。Miiverseは任天堂が生み出したSNSだ。MiiverseはWii Uの発売とともに誕生し、Webやニンテンドー3DSからもアクセスできるようになり、スクリーンショットやイラストやメッセージを投稿し、ゲーム体験を共有する場所として幅広いユーザーに親しまれてきた。しかし、先日に同サービスは2017年11月8日15時に終了してしまう旨の告知がなされていた。任天堂は利用者向けに投稿した作品を保存するサービスの提供を予告したが、エンジニアTim Miller氏はこのMiiverse全体の保存計画を進めている。

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現在はまだParserを用いた解析の段階であり、保存した作品を公開するところまでには至っていないが、GitHubTwitterでは経過や進捗を見ることができる。この計画では、イラストだけではなく、投稿やユーザーデータも保存されるとのこと。Miller氏は今回の保存計画を思い立った理由についてMotherboardに語っている

人々は作品の投稿にとんでもない多くの時間を費やしてきました。『スプラトゥーン』の絵を見てみてください。彼らの絵へのこだわりは尋常ではありません。それでも任天堂が「おわりだ」といえば、もうそれはおしまいなんです。

Miller氏は、前述したように任天堂が利用者向けのMiiverseコンテンツの保存サービスを提供しようとしていることは認識しているものの、誰でもいつでもダウンロードできるような、よりよい仕組みのサービスを用意する予定であると意気込んでいる。氏はMiiverseをコンテンツというよりも歴史のひとつとして捉えており、歴史の資料として後世の人々のためにMiiverseを保存したいようだ。

*Miller氏はTwitterにて「Loveliveのワードを含むユーザー名が多いなあ」といったクスッとさせる経過報告もおこなっている。

氏はすでに7月31日までの5万7000ものイラストを保存しているといい、この数字はひとつの地域のひとつのゲームであるとのこと。リプライ先を見て推測するに、この5万7000ものイラストは日本で投稿された『スプラトゥーン』に関する作品の数のようだ。Miller氏はチームを結成しこの保存計画に挑んでいるとのこと。Miiverseの歴史を考えると、その計画が完成するまでには短くない時間を要すると思われるが、その歴史的な挑戦を見守りたい。

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