任天堂が手がけたSNS「Miiverse」本日11月8日15時をもって閉鎖。多くのユーザーや開発者らが別れを惜しむ

任天堂は、「Wii U Chat」「Nintendo TVii」とともに「Miiverse」のサービスを、本日11月8日15時をもって終了する。「Miiverse」は任天堂の前世代機Wii U発売と同時にサービスが開始された、任天堂が手がけるSNS。開発には、株式会社はてなが携わっている。サービス終了する15時以降は投稿だけでなく、閲覧そのものができなくなる。

スポンサーリンク

「Miiverse」内は各ゲームタイトルやシリーズのコミュニティが存在しており、そうしたコミュニティにて閲覧および投稿ができる。通常の投稿のほかにも、Wii Uゲームパッドを使った手書きのイラストや、スクリーンショットを他人に見せることができ、それらはWeb上でも確認できる。また2013年12月よりニンテンドー3DSにも対応している。

「Miiverse」が搭載されたWii Uこそ早期に販売不振に陥ってしまったものの、シンプルな構造、スクリーンショットおよびイラストを気軽に見せられるシステム、さまざまな年齢層のユーザーが参加しやすいオープンな環境などが好評を博し、根強い人気を誇った。単なるSNSだけの機能だけでなく、『スプラトゥーン』では描いたイラストがステージや街に表示されるといったゲームの世界観形成の一端を担うこともあった。一定の役割を果たしての終了になるものの、その別れを惜しむ声は多く、閉鎖を直前にしてさまざまなユーザーや開発者がその気持ちを露わにしている。

たとえば、今回の「Miiverse」閉鎖に際して自分の想いもしくはメッセージをつづる「みんなでよせがきコミュニティ」は、約2週間のみ限定開放コミュニティであったにもかかわらず、全世界から大量の投稿が寄せられ、何千、何万もの「そうだね」がつけられており、その熱量が伝わってくる。閉鎖を目前にして各コミュニティでは多くの別れを告げる投稿が確認できる。

各コミュニティには感謝を告げる声が届けられている。

また各タイトルの開発者もまた、別れの挨拶をしている。その顔ぶれは『マインクラフト』コミュニティマネージャーから『プチコン』シリーズを手がけるスマイルブームの小林社長まで幅広い。10月頭までさかのぼれば、『ゼルダの伝説』シリーズプロデューサー青沼氏や、任天堂の顔でもある宮本茂氏などさまざまな著名人の別れのイラストを見ることができる。

なお、これまで同サービスで投稿した自身の投稿が保存できる「投稿履歴のダウンロード」サービスを利用できるのも11月8日15時までとなる。「Miiverse」にアクセスしログインした後、右上メニューの「投稿履歴のダウンロードについて」からリクエストを送れば履歴をダウンロードできるURLがメールで送られてくる仕組み。Web版から一連の操作ができるので、保存したいものがある方は今のうちに残しておこう。

ちなみに、以前「Miiverse」全体を保管する計画をしようとしているユーザーがいることを弊誌は報じたが、このユーザーは依然として保存する作業を進めているようだ。すでに1億3700万以上の投稿を保存し、670万人のユーザーのプロフィールも保管し終えているとのこと。閉鎖に際して多くの新たな投稿が寄せられていることもあり「すべてを保存するとは約束できない」としながらも、サービス終了に向けて作業をやりきる姿勢を表明している。すでに一部のデータはあげられているが、すべてをオンラインにアップロードし終えた際には、同アカウントで告知するとのことだ。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog